ふるさと納税ってどうやるの?面倒?難しい?いえいえ、ふるさと納税は簡単に利用できる便利な制度です。
今回も、ふるさと納税について、ふるさと納税サイト『ふるなび』を使ってご紹介していきます。
ふるさと納税は年間を通して、寄附ができます。つまり、2023年度が始まった今、寄附してもOK!何度でもお申込みできますが、控除上限額にご注意ください。控除上限額の確認はこちらからどうぞ。
■東北支援につながる寄附の使い道 ――福島県南相馬市
寄附先の例として、福島県南相馬市をご紹介いたします。
現在の南相馬市は、2006年1月1日、旧小高町、旧鹿島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生しました。南相馬市の位置は、福島県浜通りの北部で太平洋に面し、面積は398.58平方キロメートルです。
東京からの距離は292キロメートルで、いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間にあります。
東日本大震災、さらに東京電力福島第一原子力発電所事故による未曾有の災害を経験しましたが、2016年7月に居住制限区域及び避難指示解除準備区域の避難指示が解除となるなど、復興が目に見えて進んできている状況です。 (南相馬市ホームページ、ふるなびより)
福島県南相馬市へのふるさと納税寄附金の使い道は、次の7つから選ぶことができます。
1番目にある「相馬野馬追」とは、相馬家の祖といわれている「平小次郎将門(たいらのこじろうまさかど)」が、軍事訓練として下総国葛飾郡小金ヶ原(現在の千葉県北西部)に野生の馬を放ち、野馬を敵兵に見立てて捕らえ、捕らえた馬を神前に奉じ妙見の祭礼として行ったのに始まったと言われる、一千有余年の歴史を誇る日本を代表する伝統文化行事です。
2011年3月11日に発生した東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故により大きな被害を受け、相馬野馬追の開催も危ぶまれましたが、全国各地の方々の御支援と関係者各位の努力により、規模を縮小しながらも開催することができ、常磐自動車道が全面開通した2015年には、震災後初めて観光客数20万人を記録しました。
しかしながら、震災後の相馬野馬追開催にあたっては、震災で破損した施設の修復費用、資材・人件費の高騰による委託費の増加、サービスの向上のための駐車場からの無料シャトルバスの運行など新たな支出が増え、震災以前より開催費用が増加し、収支は赤字状態にあります。
「震災でも途切れなかった相馬野馬追の歴史を絶やさないためにも、関係者一丸となって努力して参りますので、皆様からの御寄付をお願いいたします」とメッセージが書かれています。(相馬野馬追ホームページより)
相馬野馬追ついてはこちらの動画もご覧ください。
千年以上も前から続く伝統、「ふるさと納税」を使って応援しましょう!
海が近くて気候も温暖な南相馬市は、品質を含め安定した米作りに適しています。福島県のオリジナル品種「天のつぶ」は艶としっかりとした食感が特徴。そのお米で作った日本酒とセットになった返礼品もあります。
濃厚な甘味とそれを際立たせる酸味「いちご」も特産品。中でも、福島県のオリジナル品種「ふくはる香」がおすすめ。数量限定のため、気になる方は今すぐチェック!
南相馬市のふるさと納税でもらえる返礼品一覧はこちらからどうぞ。
次回も引き続きふるさと納税のやり方をご紹介します。 (ご協力:ふるさと納税サイト ふるなび)
参考:
ふるさと納税① ふるさと納税をやってみよう! はこちら
ふるさと納税② ー控除上限額を調べよう はこちら
ふるさと納税③ ー寄附する自治体を決めよう (宮城県石巻市) はこちら
ふるさと納税④ ー寄附する自治体を決めよう (福島県福島市) はこちら
ふるさと納税⑤ ー寄附する自治体を決めよう (岩手県陸前高田市) はこちら